placebo

マイルストーンとしてのブログです。2018年1-8月まで適応障害で休職後、転職。気持ちの揺らぎを見つめて自分のハンドリング方法を模索しています。

リモート演奏に参加して気づいたこと・社会人が合奏を楽しむための準備

先日、所属しているマンドリンの社会人団体でリモート演奏に参加しました。
譜面共有→指示譜共有→撮影し動画で提出→動画に編集してもらうという完全リモートです。
実に現代ですね。

難しかったこといろいろ、そこから考えたことなどをつらつら書いてみました。

他パート・指揮者がいないことでの難しさ

テンポキープが難しい

リズムパート(ギター)にあるまじき発言なんですが、メトロノームだけで正確なテンポを保ち続けるのはすごく難しい。

普段の合奏では目で指揮者の手元、耳で他パートのメロディをインプットしながら弾いている、ということがよくわかりましたね……

長い休符が数えられない

メトロノームでのカウントだと頻繁に落ちてしまって難儀しました。
無音の状態のままカウントするのは意外とキツい。
上とほぼ同じですが、合奏なら例えカウントそのものが分からなくなっても指揮者の合図、他のパートとの絡みが頭に入っていれば復活できるので……

自分の演奏が合ってるかめちゃくちゃ不安になる

譜面共有→指示譜共有→撮影し動画で提出という流れなので完全なるリモート。
事前のパー練もなしだったのでとにかく自分の音やリズムがあってるか心配になる。

まあこの辺りは最近やっているリモートパー練があればクリアできるでしょうね。
ん?と思ったことは放置せず、確認したいです!と議題に上げるのが大事なんじゃないでしょうか。

余談ですが、今回は夫氏に泣きついて譜面と練習を確認してもらいまして。
案の定リズムの勘違いを連発していたのでめちゃくちゃ怒られました。

ノリ、その場のテンションは通用しない

なにしろ場が存在しない。
メロディに合わせていい感じに盛り上げる〜みたいなことができないので、本当にひたすら音源⇄譜面⇄メトロノームを繰り返すしかない。

日頃の練習が甘かったからだと思いますが、きっちりメトロノームに合わせるってこんなに難しかったか!?ってくらい難儀しました。
(この辺りは後述します。)

録音・動画撮影での難しさ

ミスったら撮り直し

まずこれにめちゃくちゃ苦しめられました。
初参加でしたが数えてみたら結局TAKE30。

日頃、ノリという名目でどれだけ音を軽視していたかというのが浮き彫りになりますね……集中力が足りなかったです。
ちなみにこの件もめちゃくちゃ夫に怒られました。

あと個人的な事情ですが、賃貸住みだとあんまり長く弾いてられないため、なかなか撮影を終えられないことにも非常に焦りました。
隣人の方々には、今度会ったら楽器のことはちらっと聞かないといけませんね……

自分の印象の音と実際の音の差がひどい

音ミスとはまた別の話ですが、譜面上の指示や音の質感など、自分ではできてる!と思っていたことが全然できてなくて凹みました。
これもまた、合奏で感じるその場のノリや雰囲気でごまかしちゃってましたね。
他のパートメンバーや他パートに引っ張ってもらっているのに「自分ができた気になってた」な、と。

(そう考えると某高校の伝統練習・1人弾きはエグいけど絶対上手くなるシステムですよね。エグいですけど!)

気合を入れ直したポイント

「全部の音をまずは正しく」を徹底する

ついついエモーショナルな面に意識を向けてしまいがちだけど、土台ができていなければ表情も何もない。
まずはきちんと両手の動き、正しいリズムを身体に落とし込むことが大切だなと。

ストイックな反復練習から逃げない

本番で絶対に間違えないという自信や落ち着きは練習することでしか持てないし、ちょっとでも心配事があると思わぬところで間違える。

もちろん不測の事態は起こり得るので本番における「え、なんで?」は完全なる0%にはできないけど、練習で近いところまで持っていくことはできるはず。

遠回りだし面倒だけど、必ずメトロノームを使った上で
・苦手を潰す練習
・通す練習
の2パターンを地道に積み上げるしかないですね。

楽器を触れない時でもできることはある

「まずは音源、参考演奏、練習時の録音をひたすら聴く」というのも大事な身体への落とし込みのステップ。

この際流し聴きでも、やらないよりはずっといい。
部活とは違い、社会人になるとどうしても合奏の回数が限られてしまうので、その分違うところでインプットは増やさないと追いつけないですね。

あと個人的には、「譜面を眺めるだけ」も地味だけど効くなと感じました。

ほぼずっと自宅にいるからいいやと思って、ダイニングテーブルに譜面を置きっぱなしにしていたのがかえって良かったみたいです。

日常生活の中でふと、あれこの曲のここってどんな感じだったっけ?と思った際に、パッと手に取れるところに譜面があると、疑問がそのままにならずに済みますね。

まとめ:合奏を楽しむための準備についてもっと頑張ろうと思う

今回のリモート演奏は、自分の音や音楽への意識と向き合うチャンスだったなと思います。

生身の合奏は、たくさんの気づきとエネルギーをもらえるところが大好きです。
合奏から離れていた時間が長かったので、余計にそう思います。
対面で合わせることでしか分からないポイントもありますし、合わせる練習を重ねることでもっといい音楽になることは確かだと思います。

が、合奏の良さを楽しむ段階に行くための準備について、自分はここ何年かすごくいい加減だったな、と反省しました。
合奏の楽しさを分かっているのに準備が充分でなかった、っていうのはよろしくなかったですね。

こうやって偉そうにわーっと書き出した努力、ぶっちゃけ高校生の頃は全部できてたんですよね。
ちゃんと習慣としてやれてたいろんなこと、ずいぶん忘れてしまっていたなあと。

仕事があり、家庭があり、音楽があり……の中で、自分のエネルギーをどのタイミングで振り分けるか、というのはまだ全然掴めていない、というのが正直なところです。

ただ、「成果が出る正確な努力ができるか」だったら、考えて実行できるなと感じました。

所属団体の演奏会(6月)も、コロナ禍の影響で延期になってしまいましたが、それまでの間、効率の良い準備と正確な努力を意識してやってみようと思います。

終わりに:リモート演奏の動画が完成しました

◽︎参加した動画です!

◽︎第一弾の動画


◽︎本隊(京都)の動画