placebo

展覧会の感想、適応障害で休職中の日々の日誌など。気持ちの揺らぎを見つめて自分のハンドリング方法を模索しています。

「人間力を上げた方がいい」というトラウマワード

今回は心が弱る度に私を落ち込ませるトラウマワードについて。
なんとか昇華したくてリアルでの交流がある人に話してみたり、何度か文章にまとめたりしてるんですけど、なかなか根が深くて困っています。
ネガティヴ満載ですがお付き合い頂ければ幸いです。

トラウマワード「人間力を上げた方がいい」

新卒で店舗配属されて割とすぐの頃、歳上のバイトの男性に、何かの拍子で「新卒の君らはもっと本読んだり映画見たりして人間力を上げた方がいいんじゃないの?」と言われたことを未だに引きずっています。

まず、この言葉を言われた時期は店舗に配属されたばかりで、とにかく仕事を覚えることで手一杯でした。
そして実際に生活が時間的にも金銭的にもカツカツで全く余裕がなかったんですよね。
その辺りを見透かされた気がしてギクリとしたのを覚えています。

また、この言葉を発した人がいわゆる「歳上の部下・ただし店舗歴は長い」という微妙な関係性だったこともあって、正直何とも言えないざらついた気持ちになりました。
何でそんなことを言われなければならないんだという憤りと同時に、それまでのように心の栄養にまで気を配れない自分が何か仕事で足りていないんじゃないかと不安に思うようになりました。
ここから人の目を気にし過ぎる傾向が出できたようにも思います。

休職してからの過ごし方にも影響している

公務員試験を辞めてからというもの、毎日何か知識を得ないと不安で仕方がなくて本を読み漁っていました。
いまはそれが展覧会巡りと美術検定に向いているという自覚はあります。

もちろん好きでやっているのですが、それでもふとした時にこの言葉が頭をよぎって、この行為は心の栄養を摂取して人間力を高めないとならないという気持ちに縛られているのではないか?と思いつめてしまうことがあります。

今後仕事を始めた時にもよぎりそうで怖い

次の職場では、私の求められている立ち位置と同じ立ち位置の人がいないという少々特殊な働き方になります。
それでも、立ち位置に振り回されず、初めから全力疾走はしないようにしようと心に決めています。
休日には展覧会に足を運んで、感想をブログにあげて記録に残すことも続けたいと思っています。

ただ、走り出した結果、展覧会や読書になかなか手が回らなかった時にまた人間力という言葉がチラつきそうで嫌なんですよね。
復帰がだんだん近づいてきた最近になって、またこの言葉が頭の中を占めることが多くなってきたので、働き出したらどうなっちゃうんだろうと心配しています。

多分言った本人は100%忘れていると思います。
そのことがまた何だか悔しくて苦しい気持ちになるんですよね。
どうやってこのトラウマワードを昇華していいのか分からず、困っています。
人間力って何なんだよ!」って自分でツッコミを入れてみたりはしてるんですけどね…なかなか手強いです。