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展覧会の感想、適応障害で休職中の日々の日誌など。気持ちの揺らぎを見つめて自分のハンドリング方法を模索しています。

美術検定の勉強を始めました

休職していることによるあまりの焦燥感を宥めるため、何か資格を取ろうと考えた時にひらめいたのが美術検定でした。
学生時代に取りたいなと思いつつ取りそびれていたので、これに挑戦することにしました。

公式はこちら
今年は11/11が試験日です。

1級から4級があり、4・3級と3・2級は併願が可能です。
1級は2級取得者のみが受験可能となっています。

受験級を決めるにあたり、一応大学で西洋美術史をやってるし2級にしてみるかな〜的な軽いノリで力だめし!美術検定レベルチェック(¥1500で2回受けられます)をやってみたら大惨敗の66点でした。
3級ギリギリ…結構悔しいです…

グラフだけ見ると2級・日本分野が極端に足を引っ張っているように見えるかと思います。
が、地味に痛いというかまずいのが4級・西洋の正答率66%なんですよね。
絵画と作者名を対応させるという比較的取りやすい部分で点を落としてるのはかなり不本意です。

というわけで、今回はやや無謀ですが3・2級の併願で同時合格を目標に定めました。

しかし2級の合格率が急にガクッと下がるのが不気味ですね。

<参考・これまでの美術検定試験合格率>
 2017年度実績
  4級 - 97.0%
  3級 - 71.3%
  2級 - 35.5%
  1級 - 17.4%

出題範囲を確認してみたところ、2級はやはり範囲がぐっと広くなる点と、2級は美術史問題と実践問題のそれぞれで約60%の正答が求められるという点が合格率の低さと関係していそうですね。
美術そのものの知識だけでなく、美術を活かしていく方向や美術を取り巻く現状にも目を向けないと2級は難しそうです。

出題範囲
4級-西洋美術・日本美術の名作を知る
西洋美術・日本美術史の中から、代表的な作品や作家などについて問われる。
※主な出題範囲:中学レベルの歴史教科書に掲載の文化財および「この絵誰の絵?」
■出題形式: マークシート問題

3級-西洋美術・日本美術の基礎的な歴史的な流れを理解する
西洋美術・日本美術史に登場する作品や作家だけでなく、美術の動向や形式、時代背景など、歴史的な流れについても問われる。
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「改訂版 西洋・日本美術史の基本」
■出題形式: マークシート問題

2級-幅広い美術に関する知識の知識や、美術鑑賞の場の社会的役割や歴史などを理解する
西洋美術・日本美術史の基本的な知識や情報を始め、建築工芸や技法、写真映像、現代美術、美術館など幅広い美術史の知識と、美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する実践的な知識が、それぞれマークシート問題で問われる。
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「改訂版 西洋・日本美術史の基本」「続 西洋・日本美術史の基本」「アートの裏側を知るキーワード」
■出題形式: マークシート問題(美術史問題+実践問題)※実践問題はこれまでの穴埋め問題に代わるものです

1級-美術や美術鑑賞の現場に関する知識、情報を基に自分で解釈・思考し、明確に伝達できる
美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識をはじめ、鑑賞をする視点からの作品描写や、より楽しい鑑賞のためのアイデアなど、実践的な現場で求められる能力が記述式問題で問われる。
※主な出題範囲:「改訂版 西洋・日本美術史の基本」「続 西洋・日本美術史の基本」「アートの裏側を知るキーワード」ほか
■出題形式: 記述式問題  ※2013年より記述式問題のみとなっています。

【2~4級マークシート問題:知識・情報の活用問題について】
これまでの美術の知識を蓄積、記憶する問題の他に、作品や資料といった美術に関する情報から総合的に判断、思考する能力を問うマークシート問題が加わります(新傾向問題の出題数は全体の約1~2割です)。模擬問題ページの「知識・情報の活用問題」でご確認下さい。
◆すべての級の出題範囲の典拠となる書籍は
「カラー版西洋美術史」、「カラー版日本美術史」です
<合格の目安>
合格の目安は、正答率約60%です(受験者全体の解答率によって左右します。また2級は美術史問題、実践問題それぞれが約60%の正答で合格となります)。1級は一定の基準に達すれば合格です。

とりあえずテキストを揃えてみる

カラー版 西洋美術史

カラー版 西洋美術史

カラー版 日本美術史

カラー版 日本美術史

続 西洋・日本美術史の基本

続 西洋・日本美術史の基本

アートの裏側を知るキーワード

アートの裏側を知るキーワード

美術関係の本が充実している東京駅の丸善でテキストを揃えたんですけど、何故か「この絵誰の絵?」だけ売り切れていたので、とりあえずそれ以外の美術検定関係のものを買い占めてきました。

副読本扱いの「西洋・日本美術史の年表」も買ったんですけど、これが図版入りで結構面白いので暇な時に眺めています。
そして基礎を舐めるとひどいことになるということが力だめしで分かったので、「この絵誰の絵?」も早めに買って完璧に仕上げたいと思います。

意気込みを語ってみる

私は一応大学で西洋美術史を学び、カリキュラム上は芸術学と呼ばれる範疇のものをひと通り触っている…ということにはなっているんですけど、実は美術史そのものを通史として一気に学んではいないんですよね。

カリキュラム的にも1年生のうちからいきなり各論に飛び込んだり「芸術とは何か」という悩ましい問題を考えたりという感じでした。
そういう学問を選ぶ人は最初から通史が頭の中に入っている前提だったんですかねえ。
大学での勉強は深いし面白かったんですけど、ある意味では散発的な学びだったなあと思っています。
まず、自分の興味にのみに偏って通史を疎かにした自分の意識に問題ありでしたね。

で、へっぽこなりに意識高く(?)展覧会の感想を書いている身としては、何かしら自分の考えに根拠が欲しいという邪な気持ちはあります…学生時代に色々あって身体を壊し、学芸員の資格を取りそびれたのが本当に痛いんですけど、後悔しても仕方ないので、いまできる勉強をしたいと思います。

次回は勉強法と言える程のものではないんですけど、現在私がどんな感じで勉強しているかについて書いてみたいと思います。