placebo

展覧会の感想、適応障害で休職中の日々の日誌など。気持ちの揺らぎを見つめて自分のハンドリング方法を模索しています。

丸本大悟「May」とJapan Guitar Ensemble Competition 2018

今回は大好きなクラシックギター四重奏曲「May」にまつわる思い出話と、その曲で7年振りにコンクールに出場した話。

まずはややこしい自己紹介から

「中高の6年間、部活はマンドリン部に所属してギターパートをやっていました。いまは仕事の都合で休団中ですが、高校卒業後も社会人団体でギターは続けています。」というのが私の自己紹介の一部です。

クラシックギター弾きだけど、マンドリン合奏というマイナーな存在の1パートととしてやってきてもうすぐ丸13年です。ちょうど人生の半分ですね。

そのうちの6年間、中高のマンドリン部では夏の全国大会を目指して毎日ギターを弾いていました。
一応、上位校の一角だったこともあり、とにかく毎日ギターのことで頭がいっぱいでした。
(だいたい吹奏楽コンクールみたいな感じです。演奏人口が少ないのであそこまで大変ではないですけどね。)

運命のCDに出会う

高校生になった辺りから、収集心を発揮して自主的に色々なCDを買ったり、ニコニコ動画マンドリンの曲を探したりしてたのですが、ある日、運命のCDに出会いました。

『Music for Mandolin』です。
マンドリンの世界では有名な作曲家、丸本大悟さんの自作曲集で、確か2008年の発売だったと思います。
曲探しを経てすでに丸本さんのファンでしたし、デザインも素敵だったので、すぐに買ったような気がします。

iPhoneに入れててしばらくCD自体は開けてなかったのですが、このディスクのデザインも最高だって気づきました。

✳︎✳︎✳︎

この中のギター四重奏曲「May」が昔も今もずっと大好きです。シンプルですが優しい曲で、聴いていて暖かな気持ちになります。

自分達の演奏動画がないので、曲やギター四重奏の雰囲気がわかりやすいこちらを紹介します。
youtu.be


好きが高じて、高2の時にギターパート同期4人でカルテットを組んで「May」を演奏したのもいい思い出です。

このCDから丸本さんの完全なるファンになり、さらに紆余曲折を経て、卒業後は丸本さんと関係の深い社会人団体に入団できることになりました。

多分、このCDと出会っていなければ卒業後もマンドリン合奏を続けたいとは思わなかったかもしれませんね。
ついでに夫と付き合うきっかけになったのもこのCDだったので、本当に様々な局面で、私にとっての運命の決め手になったCDだと思っています。

Japan Guitar Ensemble Competition 2018に「May」で出場してきました

思い出話の方が長くなっちゃいましたが、今回はその社会人団体のギターパート陣の有志でこちらのコンクールに参加してきました。


Japan Guitar Ensemble Competition 2018
ポスターのデザインが素敵。

コンクールという雰囲気も懐かしかったですし、親しいメンバーと一緒に思い入れのある「May」を演奏できたので、とにかく弾いていて終始楽しかったです。
何日か経ちましたが、舞台の上で幸せを感じられて良かったなとしみじみ思い返しています。
休職してから1番幸せな日だったかもしれません。

✳︎✳︎✳︎

日頃からギターアンサンブルをメインにしている人達の中で演奏するのはどう評価されるんだろう…と気になっていましたが、ありがたいことにアンサンブル賞を頂けました。

当日の講評や賞の趣旨を聞いた限り、譜面の音を再現するだけではなく、表現しようという意思が演奏に宿っていたことを評価して頂けたようです。
大好きな曲を大好きなメンバーで弾けた上に、みんなで大事にしていた表現面についても残る形で評価が頂けたことが嬉しかったですね。

個別の講評も後から開示してもらえるみたいなので読むのが楽しみです。
楽器と向き合うのがしんどい時期もありましたが、やはりまだまだ、もっといい演奏ができるようになりたいです。まだ離れられないなと思いました。

あと、打ち上げではお酒の力も借りつつ、いつもあまり個別に話せていなかったメンバーとも今までしたことがないような話ができました。
手段はともかく、自分の気持ちを対面で話せたのは、少し自分にとっての自信になったかもしれません。

(若干調子に乗りすぎた感は否めないのでそこは反省です。お酒で軽躁くらいまでは多分簡単に上がっちゃうみたいで怖かったので、まだしばらくお酒は控えようと思います。)

今回のように上手く「休める」と、エネルギーが充電される感じがしますね。
1日を通して、個人的に少し前に進めたような気がします。