placebo

展覧会の感想、適応障害で休職中の日々の日誌など。気持ちの揺らぎを見つめて自分のハンドリング方法を模索しています。

適応障害とストレングスファインダーの適応性

今回はいつもと趣向を変えて、ストレングスファインダーを使った自己分析の話を。
昨日たまたま本屋さんに寄ったときに、ストレングスファインダーの最新版『さあ、才能(自分)に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー2.0』が平積みされていました。

本についてくるパスコードを使って受けられる有料の自己分析診断を通して、強みになり得る資質34種類のうち上位5つを見つけて伸ばし、ビジネスやプライベートでの「成功」へと繋げよう、という感じの本です(雑)。
詳しくはググるとちゃんとした説明やブログがたくさんあるのでそちらを読んでもらえればと思います。

で、私は就活生だった2015年に1度旧版の方で診断を受けています。その時の結果がこちら。

ストレングスファインダー(2015年)

1.原点思考 context
2.着想 ideation
3.収集心 input
4.内省 intellection

5.最上思考 maximizer

それぞれの資質をざっくりまとめるとこんな感じ。

原点思考
過去の事例から学ぶ、そもそもが気になる
着想
因果関係やひらめきが好き、アイディア勝負
収集心
知りたがり屋でコレクター気質、物が捨てられない
内省
1人で考えるのが好き、他人は他人
最上思考
自分にも他人にも平均以上を求める
長所を磨きたい、1番じゃないと嫌

自分でも納得ですし、実際に私を知ってる人は多分もっと納得するだろうなと思います。
34資質は特性で4つに分けられるのですが、私は上位4つに戦略的思考(頭脳を使いたい)が固まっています。
最上志向は影響力(他人に影響を与えたい)。
これだけでもなんとなく自分の偏りが分かりやすいですね笑

※残りの2つは実行力(何かを成し遂げたい)、人間関係構築力(他者と繋がりたい)。

ちなみに2.0の方は、旧版に加えて診断後のレポートがより個別的なものになり、実際に資質を活かしていくためのアドバイスや行動例も追加されています。
あとは問題そのもののが変わったのではなく診断結果を出すためのアルゴリズムが少し変わったらしいです。
なので昔の本を持ってる人は買い直さなくても前回の結果をエンコードできたみたいですね。
私は前回受けたのが3年前で環境も大幅に変わったため、せっかくなので受け直してみました。

というわけで最新版。

ストレングスファインダー2.0(2018年)

1.原点思考 context
2.内省 intellection
3.着想 ideation
4.収集心 input

5.適応性 adaptability

上位4つは原点思考以外の順位が入れ替わっただけで中身は変わらずでした。
この3年で学生→就職→中間管理職→結婚→休職と激しく人生の転機があったのですが、案外人間の根本的なところって変わらないんだなあと思いましたね。
69ドルずつ出して34資質の順番をアンロックして比べたらまた感想も変わるのでしょうが、さすがに2回分アンロックするのは躊躇する値段ですのでね…最新版は就職が決まったら参考のためにやってもいいかなとは思います。

しかしびっくりしたのは最上志向が抜けて適応性が入ってきたこと。
私、いままさに適応障害で社会や環境の変化に上手く合わせられなくて悩んでるんですけど!?っていう
詳しくみてみましょう。

ストレングスファインダーにおける適応性とは

あなたにとって今この瞬間が最も重要です。あなたは将来を既に決まっているものとは考えていません。将来というのは、今あなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。つまり、それぞれの時点で進む方向を一つずつ選択することによって、将来を見出すのです。これは計画がないということではありません。おそらく計画は立てているでしょう。たとえ計画が予定通りに行かなくなったとしても、適応性という資質によって、あなたはその時々の状況に容易に対応することができるのです。突然の要請や予期せぬ回り道に憤慨する人も 中にはいますが、あなたは違います。あなたは、それらを期待しているのです。それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます。あなたは生まれつき大変柔軟性のある人です。仕事上の必要から同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができます。

長くなりましたが、引用するとこんな感じです。
これは適応性というよりイレギュラーに動じない、瞬発的なその場の対応力ではないかと思います。
恐らくこの3年間、接客業でこの辺りを意識していたので上位に入ってきたのでしょう。
adaptability=適応性ではなく融通性と訳した方が個人的にはしっくりきますね。
ちなみに、最上志向は私には扱いが難しく、自意識過剰になりがちな部分は意識的に手放そうと思っていたので、そこは良かったですね。
いらない気苦労を手放せて少し安心しました。

適応性をさらなる強みにするためのアドバイスで面白いなと思った項目があります。

あなたが持つ「適応性」の才能は、感情的に爆発することなく、浮き沈みに乗ることができる落ち着いた心をもたらします。 あなたの「覆水盆に返らず」的アプローチは、失敗からすばやく回復することができます。 自分のこのような資質を理解して、これが「私は気にしない」という態度ではなく、生産的な柔軟性であることを友人や同僚にも理解してもらうようにします。

実際、接客業は本当に「覆水盆に返らず」なんですよね。お客様もそれぞれ違うし、他のアルバイト達との連携も毎回違うので、ルーティーンに囚われないその場の判断がとにかく大事な仕事だと思います。
そういえば、働いている時の私のモットーは「ベストは尽くすけどやっちまったもんは仕方ない、やっちまったら怖気付かずに全力でリカバリーすればいい」「トラブルの時こそドンと構える」でした。
こうやって書き出すとまさに覆水盆に返らず的な言葉ですね。

じゃあなんでそういう資質があって臨機応変にできるのに適応障害で悩んでるのか?というところのヒントもアドバイスに書いてありました。

あなたが本来持っている柔軟性を他の人に悪用されないようにしてください。 あなたが持つ「適応性」の才能はあなた自身にとても役立つものですが、他の人の気まぐれ、欲求、要望のひとつひとつに屈することで長期的な成功を損なうことがないようにしてください。 (後略)

これ、恐らく八方美人が首を絞めたってことですね。
ある意味「できるようになったが故に」全員の要望を聞こうとして振り回された上に、時間に追われて他の上位4つの資質を活かすために必要な自分にとっての学びの時間、1人で思索するための時間が削られて余裕がなくなった…といったところから歯車が噛み合わなくなったんだなと思いました。
今後の仕事場では、その場しのぎでいい顔をしすぎず、できればなるべく自分1人の時間も確保できるように努めたいです。