placebo

展覧会の感想、適応障害で休職中の日々の日誌など。気持ちの揺らぎを見つめて自分のハンドリング方法を模索しています。

適応障害で休職しています

前回の記事でさらっと体調不良と書きましたが、適応障害と診断されて1月末から休職しています。
約2ヶ月半ほど休んでみて、やっと少し心の余裕がある時間が増えてきたので、覚え書きがてら振り返ってみようと思います。心の整理がついていない部分もあり、読み苦しい部分もあるかと思いますがお付き合い頂ければ幸いです。

ありがたいことなのにしんどいのがしんどい

2017年下半期、結婚・引越しの時期と昇格に伴う異動が2ヶ月間にどっと重なり、仕事で新しい上司やアルバイトとの関係が上手く作れずにいたところに家庭と仕事の両立というテーマも加わってしまい、とうとうキャパの限界を超えてしまったというのが大まかな流れ。

新卒から配属されていた店舗では、売上規模が大きい代わりに店長と同期と自分の3人体制で働いていたので、昇格したら1人店舗に挑戦してみたいと思っており、人事部長にもその旨は4月に伝えていました。
なので、自分で希望した立場なのに、思った通りにできない自分への苛立ちもなくはなかったんですけど、それ以上にいったんオンモードで走り出した思考がなかなか止められないという感覚が怖いと思っていました。
客観的に見れば、昇格もして結婚もしたし、人事異動の希望も叶ってある程度自分の裁量で仕事もできるようになったじゃん、という人生絶好調に見えるかもですが、あまりの環境の変化に、気づいたときには頭痛、日中の眠気とイライラ、みぞおち〜喉辺りの気持ち悪さなどに悩まされるようになっていました。
感情面においても、主に怒りのコントロールが怪しくなっていき、些細なことで夫に怒りまくった後にめそめそするというのが連日続いていました。

通称:社員サンドイッチが色々蝕んでいった

異動先が常駐社員1人店舗だったのもあり、とにかく這ってでも仕事には行かねばと思っていたのですが、そもそも帰宅しても神経の高ぶりが取れなくて寝付けませんでした。
これは今も続いていて、安定剤が全然効いてないよーと思いながら夜な夜な布団の中でぐずぐずしています。

そのせいか日中はひたすら眠く、仕事のミスが増える→落ち込むし仕事も終わらないので帰れない→また帰宅時間が遅くなったり持ち帰り仕事が増える→新たなイライラでまた寝付けず、という悪循環にどんどん陥っていました。

1人店舗になって仕事量が増えた分、労働時間(拘束時間)が丸一日みたいなおかしなことになったことや、会議や本社への提出物を出しに行くといった用件が重なって休日も実質出勤(当然給与はなし)になることが増えたことで、オンとオフの気持ちの切り替えができなくなったのが主なイライラの原因でした。

5:50から朝番3時間勤務→発注と銀行(に行きながら立ち食いうどんor吉野家を早食い)→昼ピーク1時間回す→3時間だけ別カフェで休憩しながらシフト作成(しつつ爆睡)→夕方勤務6時間とかね。やってました。
通称:社員サンドイッチシフト(朝番遅番がいなさすぎて両時間とも全力で体を張る)とかやってましたけど、普通にしんどすぎてシフト作成を放棄して倉庫の床にダンボール敷いて寝たり、カフェで爆睡したりとかね。
これで勤務つけていい時間が朝番と遅番分だけだなんてどうかしてますね。今思うと。せめてシフト作成時間は勤務につけてもよかったと思う。

社員サンドイッチを3日くらい連続でやると、結局夜の睡眠時間が3時間くらいになるので本当に仕事の能率が落ちるんですよね。ありえない発注の飛ばし方したり、卵を入れるべきところにドレッシングぶちかけたりとか。眠すぎて半分意識飛ばしながらレジ打ったり、重めのトレー2つ持ちとかやってたけど、よく深刻なポカをやらなかさなかったなあと思っています。

オフも全く気が休まらない

上手いこと自分をオフモードにできても、休日にも店舗からの電話やアルバイトからのLINEは普通に来るし、上司からも仕事の進捗確認で鬼LINE鬼電が来ていたので、しょっちゅうオンに引き戻されることが続いていました。夜中の3時にLINEが来てた時は震えましたね…同期どうしの雑なやりとりならともかく仕事のガチな話はこの時間には重すぎる。

このため、だんだん電話やLINEの通知音にハラハラするようになり、上司や店舗の連絡だとわかると動悸と吐き気に見舞われるようになっていました。
ある時、仕事の中抜け中にいつものように上司からのLINEがきた時は、気持ち悪すぎて駅の通路でしゃがみこんでしまったのですが、いっそ吐いて倒れるくらい、誰の目にも明らかな病気になってしまえばいい、そうしたら仕事を休めるだろうと本気で思いました。
正直今もそう思います。誰の目にも明らかなぐらい具合が悪くなって引きこもることを許されたい感情を否定できない。

この上司は一生懸命私を育てようと親身になってくれた部分もあるので、一定の感謝はしてるんですけど、アルバイトや同期、お客様の前で自分の仕事ぶりをディスられること多数だったことや、アルバイトに対して感情的に怒る面に関して尊敬できなかったということなどから、ここに関してはちょっと今も気持ちの整理がついていないですね。
バランスを崩した直接の原因のひとつですし…
正直、仮にこの上司の仕事のスタンスを真似していたら、結婚しててもしてなくても、私の生活や人格が破綻していただろうなーと思います。

本格的に体調を崩す前に、自分でもこのままだとまずいと思って人事部長に相談する機会を作ってもらったのですが、そこでの話し合いが納得できるものではなかったんですよね。
「結婚が早すぎたんじゃないか」「1人店舗への異動を叶えてやったのに弱音を吐くな」「夫の方が職種的に仕事への態度が甘えてるんじゃないか」と言われたのがかなりショックで…
夫の件に関しては、言われた瞬間に「いや見たこともない夫のことを悪く言うなよ」と反射的に怒りがこみ上げて来たので、自分でも本当にびっくりしました。

じゃあ何なら納得したの?と言われると難しいんですけど、やはり甘えだと言われても、結婚したことで考えることややることが増えているんだということに理解を示しては欲しかったなーと思います。ちょっと否定のニュアンスが強くてがっくりきてしまって。

この時、仕事に対して性別の違いや結婚してるかしてないかを持ち込むのはフェアじゃないということは理解していたものの、実際、結婚した途端に身体を張れなくなったという感覚があったので、正直結婚したことを後悔する瞬間も多かったんですよね。まあ身体を張ってなんぼな会社の風潮がどうなのっていう疑問は距離を置いたいまだから言えるのですが…
それまでは、そうはいっても自分でやりたいと思って入った会社だから、職種的にしんどくてもある程度は乗り越えられていたし、いざとなったら自分も体を張れると自認していたのに、結婚した途端にそれができなくなってしまったように思えてしまって。
でも、結婚したくてしたのに、なんで一瞬でも後悔してしまうんだろうと。

そういうわけで、いろいろな要因から来る罪悪感と焦燥感に押しつぶされていました。
結局、心療内科に行って休みを取ろうと思った出来事のうちのひとつは、怒りのコントロールが効かず、とうとうアルバイトに感情のままにキレてしまったという出来事に自分が耐えられなかったというものでした。人間は本気で怒ると手が震えるんだなあ…

多少余裕を取り戻したいまは、とにかく職場ではいい社員でいたいあまりに自分の家庭よりアルバイトの主婦さんの家庭のことばかり考えていたり、必要以上にアルバイトの顔色を伺って言うべきことが言えていなかったツケが一気に出ちゃったんだ、と振り返る余裕もありますし、理由があって叱ったのだから、やり方はともかく叱ったこと自体は間違ってなかったと言えるんですけどね。

でもこの日は、とうとう理想の自分から外れてしまったということに打ちのめされてました。ここに上司からのもはや恒例となった鬼電鬼LINEの着信もあり、ああもう無理だ、自分にはもう何もできないしこれ以上仕事してたら自分も夫もダメにしてしまうと思い、仕事を休んで心療内科に行くことを決意したのでした。

適応障害と診断されてからの過ごし方や症状がどうなったかなどについては、短くまとめるつもりが長くなってしまったのでまたの機会に書こうと思います。

【続いています】